ジュウタクローンの知識.com

住宅建設者・購入者が住宅ローンを利用する場合は、金融機関から住宅ローン利用者に対して、商品や契約の内容についての説明が行われます。

住宅ローンの返済は長期間になるので、金利のタイプや内容、返済条件、利息、リスク、手数料・・・といった様々な項目を十分に理解して、申込み・契約の手続を進めましょう。

特に、広告やパンフレットによる商品説明全国銀行公正取引協議会の会員銀行は、住宅ローンの貸出金利を表示する場合、金利タイプ、融資金額、返済期間、リスク、借入条件、利息、返済条件、手数料等を併せて表示していますので条件を確認することができます。

また、契約内容の説明「消費者契約法」では、「事業者は、消費者の理解を深めるために、契約の内容について、必要な情報を提供するよう努めなければならいない。」と規定されています。 契約内容で不明な点があるときは、事前に金融機関に確認しましょう。

契約の内容

それでは実際の住宅ローンの契約はというと、「金銭消費貸借契約」（金消契約）「抵当権設定契約」になり、住宅ローンを利用する際に、住宅ローン利用者と金融機関の間で締結する融資契約のことです。

この契約書には、下記の内容が盛り込まれていますから、契約の内容を十分に理解した上で、契約の締結を行うことが大切です。

・融資条件に関すること

・抵当権設定に関すること

・繰上返済に関すること

・期限前の全額返済義務に関すること

・延滞損害金に関すること

契約の時期

フラット３５（注文住宅の場合）では住宅の竣工・適合証明書の提出後に、金銭消費貸借契約・抵当権設定契約（融資契約）の締結を行います。

民間金融機関の場合でも同じ時期が標準ですが流動的な場合もあります。