サイトトップ > 派遣・自営業の方には
派遣・自営業の方には
サラリーマンが住宅ローンを組む場合、勤務先の業績や収入から、住宅ローンは組みやすいですが、自営業者や個人事業主などが住宅ローンを組む場合は、それぞれの要素に左右され、かなり難しい面があります。
サラリーマンが収入を基本にして判断されるのに比べ、個人事業主の場合は、所得を基本に判断され、景気などの波に影響されますし、3期の内容をチェックし、安定や成長の度合いなども審査されます。
自営業の場合、売上から経費を差し引いた事業所得が算出され、節税のために所得を抑えることが多いことが、逆に住宅ローン審査をより厳しくしています。
一般的に金融機関の自営業に対する評価はサラリーマンの半分くらい、特に不動産業の場合、さらに半分程度の評価でしか得られません。
また、サラリーマンは、、個人が辞めたり病気で休んでも会社は存続しますが、自営業は個人が辞めたり休んだら、事業そのものが成り立たなくなりますから、リスクが分散されていず、安定性がない、と金融機関サイドでは判断し審査を厳しくしているのです。
しかし、それは一般銀行の資金をベースに融資する考えであって、最近増えている住宅ローンの債権を買い取るシステムの「モーゲージバンク」系では、自営業者や派遣社員にも率先して融資するところがあります。
特にインターネット専用のモーゲージバンクが、融資に対して積極といえます。
「モーゲージバンク」は住宅ローンを証券化して資金調達しますから、一般金融機関のように現金対象でなく、建物の資産価値の判断が優先されるからです。
どのような内容かはHPの
フラット35を参考にしてください。
アメリカにおいては、モーゲージバンクが住宅ローンの半数にを取り扱っています。
日本においても、モーゲージバンク系が大幅な伸びを見せており、今後は住宅ローンの考えが変化してくるといえます。