「預金連動型住宅ローン」とは、預金残高と同額までの部分は住宅ローン金利がゼロになるのが基本的なしくみになっていて、預金が増えていけば、金利が掛からない部分が増えていきますから、月々の利息支払額が減らすことができます。
この「預金連動型」のパイオニアは東京スター銀行の「スターワン住宅ローン」ですが、人気があり同じようなシステムが全国に広がりつつあります。
預金連動型住宅ローンの特徴
1、繰上げ返済と同じ効果 普通預金の残高と同額分までのローン残高には金利が
かからなく預金残高がローン残高以上ならローン残高は無利息となり、繰上げ返
済とほぼ同じ効果となります。
2、住宅ローン減税効果 このローンでは、預金残高分は無利息となるが税務上見か
けのローン残高は減少しないため、納税者側にとってかなり都合の良いローンと
言え、減税の効果を受けられます。
3、万が一でも残金が残る。 団体信用生命保険から住宅ローン残高が支払われるだけで、
預金残高は残された家族にそのまま残ります。
4、保証料が無料 無条件で保証料がかりません。
注意点
上記の内容をみると良いことずくめのようですが、注意すべき点もあります。
1. 住宅ローンの金利が一般的に高め 最近はキャンペーンを行っており条件を満たせば、
1.00%の金利優遇を受けられます。
2、普通預金残高には金利が付かない 近年の普通預金の金利水準から考えると、住宅
ローンの金利節約効果のほうが大きいと思います。
3、一定のコスト金利が掛かる メンテナンスパックという年率0.3%、年率0.504%、年率0.702%
の団体信用生命保険料などを含んだコストが掛かります。
<詳しくは、下記の東京スター銀行HPでご覧ください>
東京スター銀行
預金と同額分には金利がかからない、日本初の預金連動型住宅ローンで預金するだけで繰上返済と同じ効果が得られます。