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優遇金利
優遇金利とは金融機関が定めた一定の条件を満たすと、一定期間や全期間など決められた期間について、通常、借り入れられる金利から一定の割合を引き下げた金利をいいます。
優遇金利は次の2つのタイプが利用する金利タイプに応じて適用されます。
初期期間優遇
一般的に「固定金利期間選択型」に適用されることが多く、当初の固定金利適用期間について、店頭金利から約1.1%〜1.8%程度の金利が優遇され、 当初の優遇期間終了後から返済終了までは、店頭金利から約0.2%〜1.0%程度の金利が優遇されます。
当初期間の優遇幅が大きいタイプで、当初期間後の取り扱いは、金融機関によってそれぞれ異なります。
全期間一律優遇
主に「変動金利」「固定金利期間選択型」に適用されることが多いタイプです。
借入当初より返済終了までの全期間にわたり優遇幅が同じタイプで、店頭金利から一律で約0.7%〜1.2%程度の金利が優遇されます。
金利変動に伴う返済額
優遇金利の目玉商品とされる「固定金利期間選択型」は、短期固定期間が過ぎたとき返済額が大きく増加する場合も考えられます。
店頭表示金利が上がったり、優遇幅のダウンなどで返済額が想定以上に増加します。
金融機関はなぜ優遇金利に力を入れるの?
住宅ローンは銀行も金利変動のリスクを抱えているのです。
長期固定ローンは金利が変更できないので、銀行サイドもコスト割れの可能性を含んでいます。
ですから、「優遇金利」や「団体生命保険銀行負担」などの美味しそうな内容で、低金利の短期固定金利ローンのキャンペーンに力を入れていますよ。
短期固定の期間は損をしても、その後に設定する長い期間の別タイプローンで儲けを出せるのです。
目先の美味しそうな内容に惑わされることなく、全期間を通しての支払い総額がいくらになるかのシュミレーションをして、変動・固定選択が良いのか、それとも長期固定かよく検討して判断してください。